大阪弁天町プロジェクト起動の日
2019-01-30 18:02
弁天といえば、JR大阪環状線の弁天町駅がある、大阪市港区の、周辺の地名である。そして弁天町駅そのものが、港区のほぼ中央にあって、大阪港の築港埠頭のそばにある、地下鉄中央線の大阪港駅とともに、港区ではキーともなる重要な駅である。
そもそも弁天という名前は、江戸時代の西区の九条地域の開墾に続いて、港区との境にあった境川(今は埋め立てられ道路だけ)を越えて、市岡地区が、三重県桑名出身の市岡与左衛門によって、市岡新田として、元禄11年に開拓され、その守り神として、弁財天が市岡新田会所内に、祭られていたため、つけられた名前である。また市岡新田の守り神は、弁財天だけではない。弁天町駅より少し南の、地下鉄中央線が高架で通る、中央大通りの南側の礎路1丁目に、今も三社神社という、この地域にしては少し大きな神社がある。この建立が、元禄期まで遡るとされ、市岡新田ができたときに、天照大神、豊受大神、住吉大神の三つの大神を、それぞれの社から誘致して、守り神にしてという記録があり、まさに弁財天以上の、この地域の守護神なのである。
そういう弁天町に古民家の大改造が本日からスタートしました。デザインナー、日本の大工、コンサルティング会社、みんなの力を合わせて、どんなものに仕上げられるかなと楽しみにしています。エイ、エイ、オー!!!

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今日、この部屋を見るのが2回目です。 商店街から一本入る道
弁天といえば、JR大阪環状線の弁天町駅がある、大阪市港区